こんにちは、浅野です。 開催から時間が経ってしまいましたが、1月13日に開催されたHeroku Meetup#13の参加レポートです。
あの時に見たスライドどこだっけ?とならないように保存しておく目的のPOSTです。
目次
- 本編
- 懇親会 兼 LT大会
- 参加された方のブログ etc.
本編
目次
- Heroku Inc. 新入社員紹介
- Heroku Update
- 大企業でも、小さく始めるためにHerokuを導入してみた
- シャトルバスとHerokuをつなぐ、IoTサービス実践事例
当日のハッシュタグは #herokujp でした。
Heroku Inc. 新入社員紹介
Herokuに、新たに日本語が母国語の方が入社された。@zundan さん。
ハワイで勤務されているとのことで、現地時間深夜にも関わらずビデオチャットでご挨拶してくださいました。
これからサポート等お世話になるかもしれません、よろしくお願いいたします。
ちなみに、一番好きなherokuコマンドは git push heroku master
だそうで、相澤さんから間髪いれず「それ、gitコマンド」とツッコミが入っていました。
Heroku Update
スピーカ
Heroku Inc. 相澤さん
2014年のHerokuの状況について。
- ビジネスとして前年比200%以上の成長をした1年だった
- リクルートのHeroku導入事例
- IoTのトピックでHerokuをあつかう事例が増えてきた
- フレクトのSalesforce World Tour Tokyoでのデモサービス
なるほど、これは後半の事例紹介のイントロダクションもかねているのですね。
Heroku Updates
2014年のHerokuの機能アップデートは大体以下のようなもの。
- Heroku Dashboard
- Heroku Button
- Postgres DbX
- Preboot
- Github Integration/Dropbox Sync
- Metrics
- Organization
Heroku DXでの追加以外にも色々ありますね。
Github Integration/Dropbox Sync は当日はまだベータ版でしたが、DropBox Syncは1月26日に、Github Integrationは1月28日に正式版になりましたね。
One more things
近日公開予定だけどまだオフレコ、ということで、会場にいた方だけのお楽しみ。 (1月30日時点でまだ公開されていないです)
Herokuがいっそう使いやすくなるなーと期待しています。
大企業でも、小さく始めるためにHerokuを導入してみた(仮)
スピーカ
株式会社リクルートジョブズ 奥村 命さん
メインターゲット
- Herokuを導入したいが上司の説得が面倒な方
- IT企業を目指すような会社はいまどきHerokuを入れているんだ、リクルートでもできるらしいという事実が欲しい方
スライド
内容
- ターゲット
- Herokuをプロジェクトで導入したいけれど、上司の説得が面倒な方
- リクルートのような大きな会社でもHerokuが入れられるんだ、という事実がほしい方
- 大きなサービスの裏側で小さなサービスを追加している
- 50以上のアプリを作ってきた
- アプリを作るうえで開発環境をどうするか?どうやれば楽に開発が進められる?が課題に
- Herokuを使って大体解決したかも(他にグループ内基盤などとの比較検討を実施した)
- Herokuはアプリケーションを動かすまでが圧倒的に速いのが良いところ
- グループ内基盤は申請/スケール見積もり等大変
- AWSは、インフラ周りの知識だったり、AWSのサービスに精通する必要があったり大変
- Herokuは、
git push heroku master
で作れるし、DBだなんだもAddonがよしなに計らってくれる
- Herokuではカバーできない部分は、AWS等を使って自分たちで構築する必要がある。
Herokuを使うと本質的な価値の創造に専念できるのでとても良いです。
シャトルバスとHerokuをつなぐ、IoTサービス実践事例
スピーカ
株式会社フレクト 大橋正興
スライド
http://www.slideshare.net/masaoki_ohashi/heroku-meetup-13shuttlebusheroku
内容
弊社が Salesforce World Tour Tokyo 2014で展示していた2会場間を結ぶシャトルバス運行状況通知アプリケーションの事例紹介。
アプリの様子はこんな感じです。
- IoTサービスをHerokuで構築した実例
- OBD2デバイスをシャトルバスに接続して、アップロードされた情報をHerokuへ集約
- Webシステムの開発では遭遇しない、ハードウェアとの境界で課題が多かった
- Try & Error
- 色々な工夫をして乗り越えた
- 基調講演終了後がアクセスのピークで 約 5200req/min
- この程度のアクセスはHerokuでさばける
- それぞれ専門分野を持つ関係者が多くなる
- 意見を言うのに萎縮してしまう
- それを打ち破っていく。「的外れかもしれませんが...」
IoTサービスの構築には、Try & Error のサイクルをまわしやすいHerokuが有効です。
大事なこと
フレクトではHerokuエンジニアを募集しています。今回の事例に興味をもたれた方はぜひこちらへお越しくださいませw
懇親会 兼 LT大会
スペシャルゲスト?の Matz の乾杯からスタート。 会場は「空箱」というリクルートさんの社員食堂でした。夜景がとても綺麗でした(写真うまく撮れず...)
LT大会メニュー
- Salesforceのハッカソンに参加したよ 小西俊司さん スライド
- Project Based Learning using by PaaS よしおかひろたかさん スライド
- 2人月の開発に105人のエンジニアが参加する世界 髙須俊宏さん
- クラウドソーシングで作るHerokuシステム 岩崎輝之さん スライド
- 他人が3人集まって、Herokuでアプリ公開した話 西村美沙さん スライド
- HerokuでGroonga 須藤功平さん スライド
- Herokuを使って学ぶ「Railsチュートリアル」の中の話 安川 要平さん スライド
参加された方のブログ etc.
- 未来のいつか/hyoshiokの日記 Heroku meetupに参加した。
- くくろぐ Heroku Meetup #13 新年会:HerokuでGroonga #herokujp
- なかやまろぐ Heroku Meetup #13 新年会にいってきた!
会場を提供してくださったリクルートホールディングス様、登壇者の皆様、スタッフの皆様、参加された方、お疲れ様でした。