(前回の記事はこちらです!)
Salesforceはじめました。 その1
■ はじめに
Salesforce勉強中の斉藤(優)です。
最近は職場の先輩に美味しいランチを教えていただいて
東京はいくらでも美味しいごはんがあるなあと思っているところです(埼玉出身)
学習に関する記事の最初なので、今後学習される方向けに
勉強前の私のスキル,人物像について記載いたします。
私はRuby,PHPをメインに使い、主に管理画面や飲食店、学生向けのWebサイトなどを構築してきました。
Salesforceを用いたアプリケーション構築は未経験で、業界経験は4年程度です。
それでは、前回ご紹介いたしました、Trailheadを使った資格取得に向けた学習の途中経過について書いていきます。
今回は、以下の二つのトレイルについて勉強したこと、感想などを書いていきます。
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Saleseforceの強みを知る
CRMの概要
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■ Salesforceの強みを知る
主にSalesforceとは何か、Salesforceが掲げているカスタマーサクセスに対するビジョンが書かれています。
以下のようなコンテンツが含まれています。
・Salesforce社がどのような思想でSalesforceアプリケーションの提供を行っているのか
・クラウドをビジネスに使用するとどういうメリットがあり、クラウド上でどのように提供しているのか
・Salesforceのシステム内でのデータの扱い方、メタデータ、メタデータ駆動型アーキテクチャの構成要素
Salesforceはどのような考えで構築されているのかといったことを学び、クラウドならではの利点、マルチテナンシーの利点についても理解できました。
内部のデータはカスタマイズが可能であり、業務で必要になるような概念はすでに 実装されているようです。
補足として以下のモジュールがSalesforce社の行動指針、企業文化について理解が深まると思います。
Salesforce の Ohana 文化
https://trailhead.salesforce.com/ja/modules/manage_the_sfdc_way_ohana
■CRMの概要
主にSalesforce CRM(以下CRM)とは何か、使うことでどのように自社のビジネスが変化するのかといったことが書かれています。
取引先企業の登録から商談の成立まで、架空の会社を使ったサクセスストーリーの例が主なコンテンツになっています。
以下のようなコンテンツが含まれています。
・CRMの定義、エディションと提供される製品
・標準オブジェクトを使ったセールスプロセスを促進する方法
・蓄積されるデータの品質の管理、向上の方法
CRMとは何か、Salesforce CRM を導入することで提供される価値は何かという観点で学びました。
Salesforce CRMのコアとなる標準オブジェクトについて、架空の会社を用いて
どのような流れで使っていくことで、効率のよいセールスプロセスが実現できるかということを学びました。
Trailheadは海外の方向けに英語で書かれているものを和訳したものが提供されているため、
海外の会社がどのように仕事を進めているのかなというところを意識することが大事でした。
また、顧客の獲得、リードから顧客への昇格、顧客への商談と商談完了までの流れなどがイメージしづらい方もいると思うので(私)
想定されるビジネスのフローを図に起こしていくと良いと思います。
■最後に
2つのトレイルを学んでみて、Salesforceが顧客の成功に向けてどのような機能を提供しているのかが理解できました。
開発者がSalesforceを用いた良いシステムの構築をするためには、
お客様の業務の深い理解と、システムがどのように使われるのかを想像し、
どうしたら効率よい仕事を行えるかを考えていく必要があると感じます。
Railsで例えるなら、最低限のMVCをscaffoldでパッと生成し、
viewをERBなどのデフォルトで済ませるだけでなく、必要に応じてReactなどのJavascriptフレームワークを選定して
対象ユーザーがドメインエキスパートなのか、日が浅いユーザーなのかといったことまで意識した
システム開発が、求められるのだと感じました。
Salesforceは様々な機能が用意された十徳ナイフであり、 開発者は、
その中からユーザーが使いたい刃をすぐ見つけ、すぐに使えるように
手入れしていく必要があるのだと思います。
■次回は..
現在の進行状況はこのような感じです。
・Saleseforceの強みを知る → 完了!
・CRMの概要 → 完了!
・システム管理者初級
・開発者初級
現在までに取得したバッチはこちらです。※今回の範囲外のバッチも含まれています。
次回は以下のトレイルについて、感想をまとめていきたいと思います。
・システム管理者初級
・開発者初級
より運用に踏み込んだ、
標準オブジェクトのカスタマイズ方法
運用作業の自動化
部署間のコミュニケーションツール
などなど..
楽しみにお待ちいただけると幸いです。