VMforce

何にしようか迷いましたが、このブログの記念すべき最初の記事は、
2010年4月28日に発表された「VMforce」にしたいと思います。

VMforceは一言で言うと、Force.comを利用したJava開発環境です。

RDBであるForce.com Databaseを利用できるのが大きいですね。
Java開発者がRDBを利用できるPaaS環境が今までAzureしかなかったので、これだけでも嬉しいニュースです。

また、Force.com Platformの機能も利用できるので、業務アプリの開発がかなり便利になりそう。

詳細がいろいろと気になるVMforceですが、開発者プレビューの公開が2010年中なので、利用できるようになるまで、もうしばらく気長に待つ必要がありそうです。

以下、VMforceの情報です。

○料金体系
未定(開発者プレビューの公開時に判明?)

○構成:

  • 開発環境:Eclipse
  • 言語:Java
  • フレームワーク:Spring
  • アプリケーションサーバ:tc Server(Apache Tomcat)
  • アプリケーション管理:vCloud
  • 仮想プラットフォーム:vSphere
  • DB:Force.com Database

○特徴:

  • Springフレームワークに対応
  • POJO、JSP、Servlet、DIでプログラミング可能
  • Eclipse上でドラッグ&ドロップするだけで、アプリをVMforceにデプロイ可能
  • Force.com Databaseに利用可能
  • Force.com Platform(ワークフロー、レポート、ダッシュボード、Chatter等)の機能を利用可能
  • EJB等、いくつかの主要なJava EEの機能は使用不可
  • Force.comの物理的なインフラを利用するのでセキュリティや可用性の面で優れている
  • スケーリングは自動的に行われる
  • 新技術の学習が多いGAEとは違い、既存のJava技術をそのまま使える

話はまだ続きます。

VMforce発表から3週間たった2010年5月19日に、
Google App Engine for Businessのニュースが。
GAEでSQLデータベースがサポートされるとのこと。

これで、Salesforce、GoogleがJava + RDBの開発環境提供開始となり、
PaaS業界の事情が一変しそうです。

とりあえずは、
Java ⇒ Force.com または Google App Engine
.NET ⇒ Windows Azure
と、言語によって選択する開発環境が分かれそう。

「VMforce」「GAE for Business」ともリリースはしばらく先ですが、
使える日が待ち遠しいですね。


○PaaSサービス 比較図:

太字はVMforce及びGAE for Businessで追加される部分

会社名 Salesforce Google マイクロソフト
サービス名 Force.com、VMforce Google App Engine Windows Azure
開発環境 ブラウザ、Eclipse Eclipse Visual Studio
開発言語 Apex/Visualforce、
Java
Phyton、Java .NET(C#、VB)、
Java、PHP、Ruby
動作環境 Force.com Platform、
vSphere + vCloud +
tc Server(Tomcat)+ Spring
Google App Engine .NET Framework
DB(RDB) Force.com Database SQLデータベース(名称未定) SQL Azure Database
DB(KVS) - BigTable Azure Storage Service
コメント(0)