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2013年4月22日 (月)

Herokuのログ解析ツールを作りました。

こんにちは

Herokuのログ解析をするツールを公開しました。
紹介スライドはこちら。これ以上ドキュメント的なものを書く予定はないのであしからず。(^^;;;

(聞かれたことには答えますけど)

 

★何ゆえの公開?

FLECTは基本SIを生業とする会社なのですが、僕はその中で一人R&DチームとしてSI案件には深く入り込まずに比較的自由に色々なことをさせてもらっています。(非常に感謝しています。)

その業務のひとつとして、自社内の業務で共通的に使用できるツールあるいはライブラリの作成と言うのがあるのですが、これらは可能なかぎりソース公開した状態で作って行こうかと思っています。

そうしようと思った理由は大きく3つあります。

 

1、もはや社内ツールやライブラリは企業にとっての強みとなりえない

世は大オープンソース時代です。

ある日誰かがこんなことしたいなぁ、と思ったとして最初にやることはまず検索。そして恐ろしいことに大抵のモノは見つかります。

もちろん、SIという業種においてはそれですべてが賄えるということはまずないので、それで仕事がなくなることはないのですが、少なくともSI屋にとっては部品は作るものではなく拾うものであるというのが個人的な認識です。

という、社内での自分の立位置をいきなり全否定するような現状認識がまずありまして。。。(^^;
要するに自分の作るようなものは多分どこかで誰かが似たようなものを作っているだろうし、仮になかったとしてもすぐに同じものが作れちゃうだろうと思う訳です。

だからと言って自分の仕事には価値がないと思っているわけでは全くないので念のため。Closedでやることに意味がないと思っているだけでむしろ部品屋の需要と価値は高くなっているはずです。そして中の人がそれを作っているということは大きなアドバンテージになると思っています。(まぁ、もちろん作るモノにもよるわけですが。。。)

 

2、100%を目指さないという実験

この業界にいる人なら誰もが気が付いていることだと思いますが、8割の完成度のものを作るのは比較的簡単です。今回のログ解析ツールなどもまさに8割程度の完成度だと思います。

8:2の法則という言葉もある通り、ほとんどの場合残りの2割を埋めるために多くの時間が費やされていると思います。

逆に言えばこの2割をカットすればもっとずっとアウトプットは多くなるはずです。

業務アプリであれば、それは許されないことですがこれから作成しようと思っているものについては少なくとも当面は最後の完成度をあげていくことよりもアウトプットの量を増やすことに比重を置きたいと思っています。

ぶっちゃけた話僕にとって詰めるのが辛い最後の2割とはほぼUIです。。。(--

 

3、Herokuでお手軽アプリ

今回のログ解析ツールは

  1. git clone
  2. Herokuにpush
  3. いくつかの個人用のconfigを設定

するだけで動きます。

こうしたスタイルでのリリースはHerokuがなければあり得なかったことです。こういうアプリは面白いと思うし、もっと増えると良いなと思う訳です。

何よりすごいのはこの程度のアプリであれば無料で動かせるということですね。(^^;

 

□□□□

そんな感じで今年はちょっとアウトプットを増やそうかと思ってます。(^^v

ログ解析ツールについてはScalaのことも書きたいんですが、それはまたいずれ。

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