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2016年4月15日 (金)

永和システムマネジメント様と合同勉強会を開催しました

@ucsmkyです。

突然ですが、先日永和システムマネジメント(以下ESM)様と合同勉強会を開催しました。

事のきっかけ

突然なんだという話ですが、事のきっかけは昨年12月のRubyKaigiのDrinkupでのことです。
ESMの伊藤さん(@koic)と話してた時、「最近永和さんいろんな会社さんと合同勉強会を開催されてますよねー」という話になってから、勢い余って私が「じゃあ今度一緒にやりましょうよ」と言った所伊藤さんも「よしやりましょう」、と。

因みに1月はDRECOM様との予定があるので、その次に、ということで取り敢えず予定だけ頂きました。
(因みにDRECOM様との開催はこちら

で、テーマについてですが、打ち合わせた結果、以下の内容で決まりました。

ワールドパブ「クラウド×Agile」

ワールドパブとは

ワールドパブというのはワールドカフェのアルコールあり形式のスタイルでファシリテーション手法の一種です。
ワールドパブとは

過去事例で言いますとクラスメソッド様とESM様の合同勉強会がその形式でした。
クラスメソッド様とESM様の合同勉強会

各々のテーブルごとにテーマを決めて意見交換を行うというスタイルです。
各テーブルごとにテーブルオーナーを決めておく必要があります。

テーマは最終的に以下の内容で決まりました。

テーマ

FLECT側

  • クラウド(AWS、Heroku)
  • フロントエンド

ESM様

  • 強いチーム
  • リモートワーク

各テーブルごとのディスカッション内容とまとめはESM様のサイトを参照していただければと思います

http://agile.esm.co.jp/news/2016-03-30-flect-esm-world-pub.html

参加してからの気付き

私はテーブルオーナーとして参加したので、他のテールブルの話題については実際に参加された方の意見を以下に抜粋します。

参加された方の意見

お酒と食べ物でリラックスしながらお話するのは、たのしいですね。 初対面の方とも和やか雰囲気でお話できて、大変、楽しかったです。

一方で、ほんとうの課題についてなかなか深掘りできない、という面もあったかもしれません。 ですが、ひとりで悩んだり、考えこんだりしているよりは、みんなに話して意見をもらう、というのは改めて課題の整理ができて、非常に良い経験でした。

たとえば、

  • リモートワークは今後より広がってゆくことが望ましいけど、業務量の制限やミーティングの調整などチームメンバーの文化が整えてゆくことが重要だなぁ
  • 強いチームになるには、メンバーがお互いに変な恐怖を抱かず意見がいえる環境が必要だなぁ
  • チームの状況と目的がまずはじめにあってそれからAWSやHerokuなどツールを選択することが重要だなぁ

など、当たり前のことながら、課題をクリアするための本質的な点を再確認できたことが良かったです。

これらの共通の課題は、「ロールにかかわらずメンバー同士が、互いをよく知っているか」という当たり前のことをチームがどれだけできているか、時間を割けているか、ということかなと思います。

メンバーのスキルセットをはじめとして、ときには「お子さんがまだ小さいくて送り迎えが必要」とか「今日は花粉症がひどくてだるい」など、スキルセット以外にも、仕事をするにあたり影響を及ぼす要素はたくさんあります。 また、こうした個人的な事情、というのはお互いに開示するまでそれなりに時間と信頼関係が必要なものなので、明示的な場や時間を取ることが必要だろうな、と感じました。

この方法の1つとして、アンゲームというのを最近、メンバーから教えてもらい、利用したのでご紹介します。 非常に簡単なルールと準備で、お互いの胸の内を話してゆく仕組みになっているゲームです。 プロジェクトの開始時や定期的なふりかえりで活用なさってはいかがでしょうか。

(by おっぴー、男:30代)

まとめ

私のテーブルのまとめをざっくりと上げますと以下の内容です。

Keep

クラウドを利用するにあたって、AWSとHerokuを活用するパターンをある程度提示できたかと思います。

  • エンジニア主体で進む(Heroku)か、DevOpsで進む(AWS)か
  • インフラエンジニア(サーバ側の事情に詳しいという大前提)の枠をチームに設ける(AWS)か、チームは全員開発に専念し、アドオンで解決する(Heroku)か

また、ESM様とFLECTの開発事例がどうなっているのかも情報交換が出来たかと思います。

  • 開発の基盤は、案件の引き合いの違いによるところが大きいという点
  • FLECT側はForce.comとのインテグレーションが多いのでHerokuを利用する事が多い
    • その代わりFLECTの開発は割りとバリエーションがある(開発言語は雑多)
    • ESM様はほぼRuby(0.5%ほどNode.js)

Problem

課題点として以下の点が挙げられました。

  • 議論の中心が定められなかった。(テーブルオーナーである@ucmskyの力不足です。。)
  • IaasとPaasの使い分けに関してコストの観点での境界がどのあたりになるのかの掘り下げが足りなかった。(@ucmskyの個人的な見解)
  • @koic様の「SIとインフラがどう絡むか?」の質問には上手く掘り下げることが出来なかったこと。

Try

個人的にやってみたかったこととして、オンプレのトラブル事例に対して、クラウドでどのような解決が可能かというディスカッションをやってみたかったです。 (某ショッピングサイトのトラブルの事例を後になって思い出したので時既に遅しでしたが。。) 逆にもしオンプレでなければならない事例があればその掘り下げも。

最後に

永和システムマネジメントの方々、ありがとうございました。是非また一緒に勉強会を開催させていただきたく思います。


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