こんにちは!Spring'17がリリースになり、SF開発者からSpring'17情報が続々と挙がってきているのでイベントレポートを書きたいと思います。
https://www.meetup.com/ja-JP/Tokyo-Salesforce-Developer-Group/events/237180781/
■プログラム
18:50 オープン
19:00 - 19:30 リリースノート輪読
* Apex / Visualforce
* API
* Chatter REST API
* REST API Compositeリソース
* Chatterストリーム
* ISVforce
* LightningComponent19:30 - 19:50 技術セッション①(LockerServiceについて)
19:50 - 20:20 技術セッション②(Apex/Visualforceのセキュリティ診断ツールについて)
20:20 - 20:30 LTセッション
20:30 - 懇親会
こんな感じのプログラムで、Spring'17に関する輪読会やLockerServiceなどの技術セッションが開催されました。フレクトでもSpring'17について事前に調査し、LTで発表させていただきました。
フレクトではAPI周りを調査しました。調査チームから挙がったのは、Updateそのものはもちろんですが、各APIの基礎アーキテクチャや、すでにGAになっている機能についてあらためて体系的に学ぶ良い機会になったという点でした。
Salesforceは年3回のUpdateがあり、開発者はリリースノートが公開されると事前の調査や資格更新を経ることでリリースに備えるわけですが、スコープをとことん絞って掘り下げることで初めて見えてくる”突き抜け感”みたいなものが感じられました。
ChatterRESTAPI、ToolingAPIあたりは非常に奥が深く、またRESTAPIのCompositeリソースはマイクロアーキやBFFなどの設計と組み合わせられますし、リレーションのあるマスタをSandboxに大量に流し込むリフレッシュ手順等で非常に効率化ができると感じました。
感想など
フレクトから参加/発表したメンバーに、参加してみての感想などを集めてみました。
かなもり(´-`).oO(Chatter REST APIについて学ぶ良い機会になりました。いくつかアイデアができたので、形にできたらこのブログでご報告したいと思います!)
なかやま(´-`).oO(マラットさんのお話よかった。セキュリティのバッチとりたい。)
しゅん(´-`).oO(お寿司美味しい。BulkAPIマスターになりたい)
まさむね(´-`).oO(Apexの静的ソース解析いいな。PMD試してみたい)
ゆうた(´-`).oO(まだまだ知らない機能がありました..Lightning環境の知見も共有されてて良かったです!)
技術セッションについて
ちょっと話は変わって技術セッションについて。
今回技術セッションでR&Dチームのマラットさんという方がセキュリティについての紹介をしてくれました。
・PMDのご紹介
PMDは、様々な言語のソースコードを静的解析するツールです。セッションでお話されたマラットさんに加え、Force.com MVPにこのほどなられた(すごいこと)チームスピリットの倉谷さんがそれぞれSF開発における静的解析の利点について、ご紹介されていました。
SalesforceのApexも静的な型付けの言語ですので、上手に取り入れることで手戻り削減等が期待できるわけですが、Apexに対する静的解析自体はまだまだ発展途上だと思いますので、DeveloperMeetupに参加する開発者となればぜひ息を吸うように使っていきたいところです。
・セキュリティのスーパーバッチについて
https://trailhead.salesforce.com/ja/super_badges/superbadge_security
TrailheadのSecurityのSuperBadgeも紹介されていました。SF開発者にとってのイロハであるSalesforceのセキュリティですが、その奥の深さといったら・・・!開発者ドキュメントの「Salesforce セキュリティガイド」と合わせてSuperBadgeを目指すのが良いかもですね。
次は3/8のSpring'17 Special Event Public Viewingイベントにお邪魔してきたいと思います!
https://www.meetup.com/ja-JP/Tokyo-Salesforce-Developer-Group/events/237863900/