express実践入門ついての社内勉強会を開いてみた
みかんが美味しい季節になりましたね。エンジニアの小川(mitsuruog)です。
10/29にexpress実践入門というテーマで社内勉強会を開きましたので、その話を紹介します。
発表した資料はこちらです。
なぜ、やろうとしたのか?
Expressは、node.jsのWebアプリケーションフレームワークです。
事実上、node.jsでのデファクトスタンダートとなっており、既に利用している方や、これから始めようと興味を持っている方も多いのではないかと思います。
弊社でも、IoTでの導入が最近増えてきました。
巷には、express入門用の記事が多くあるのですが、なぜ「express実践入門」という形で再整理したかと言うと、
私が実務でexpressを利用してきた上で、「express入門用の記事の多くに」次のような不満があったからです。
express3系で作成されている古い記事が多い
expressの最新バージョンは4です。expressの3系と4系ではAPIに互換性がない変更があります。
現在、日本語で読める記事や書籍のほとんどがexpress3系より前の内容で書かれています。
expressの「Getting started」をやってみただけの内容が多く、深みに欠ける
「express入門用の記事の多く」はexpressの「Getting started」と同様の内容であることが多いです。 やはり、Webアプリケーションを作成するためには、もう少し踏み込んだ内容が必要です。
Webアプリケーションを作成するという内容に欠ける
Webアプリケーションを作成する上でexpressの全機能を利用することはまずありません。
また、expressだけではなく、様々なnpmモジュール(認証、DBなど)を組み合わせてWebアプリケーションは構成されています。
時にexpressの細部に踏み込んだ内容が必要なケースはありますが、ほとんどの場合、expressをある程度使いこなした後に出くわす場合が多いのではないでしょうか。
立ち上がりとしては、「expressでWebアプリケーションを構築する」という立ち位置での、まとまったインプットが欲しかったりします。
このような中、初学者がexpressを攻略する上でのつまづくポイントと、中規模開発をターゲットにWebアプリケーションを構築する上でのベストプラクティスを私の経験ベースでまとめました。
実施風景
昼食の時間帯に行いました。
会社支給の弁当を片手に真剣にexpressについて学びます。
当日は業務が忙しい中、20名程度の参加がありました。
「よく噛むと“記憶力”がアップする!?」という話を信じているのかは定かではないのですが、弊社では隔週ペースでランチ勉強会を開催して、社員やパートナーの皆さんの技術力向上に努めています。
まとめ
「私が考える最強のexpress実践入門」でした。
初めてexpressやる方で、この辺り悩んでいる方がいましたら、参考にしていただければ。。。
弊社でもIoT関連でどんどん実践投入していきます。
ではではー
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